矯正
対象年齢
■乳歯の頃(乳幼児期)
子どもの歯は何本あるかご存知ですか? 生後11ヵ月くらいから歯が生え始めて、3歳頃までに上のEが生えることですべての歯がそろいます。この頃は写真にもあるように、隙間があるのが普通です。また、上の前歯としたの前歯は重なりが少なくなっています。
乳歯だけの段階で矯正治療をすることはほとんどありません。歯の数が足りなかったり、多少反対の噛み合わせであったとしても、永久歯が生え始める頃までなら様子を見ましょう。というのも、この時期に無理やり装置を付けると、後で本当に治療が必要なときに、本人から拒否される原因にもなりかねないからです。
■永久歯が生え始める頃(6から7歳)
前歯の噛み合わせが反対だったり、上下のアゴの前後的、水平的な位置にズレがあったりする場合などは治療に入られた方が良いでしょう。アゴのズレをそのままに放置しておくと、そのズレがそのまま成長してしまい、左右のアゴの非対称が目立ってくる可能性があります。
■CDEが生え変わる頃(9から12歳)
通常、Eは乳歯の中で最後に生え変わります。むし歯等で、Eを抜いてしまった場合は、必ず保隙をしましょう。保隙装置を入れないと6が自然に前方に動いてきて、後の歯が入る隙間がなくなるため、歯がでこぼこになってしまいます。
3、4、5が生え変わるとアゴの大きさと歯の大きさのバランスが分かります。生え変わった後に凸凹があると、アゴを広げるか、歯を抜くかを判断することになります。
アゴを広げる場合もあまり度を越すと、アゴの骨から歯が出てしまうこともあるため、非抜歯にこだわり過ぎると、逆に悪影響を及ぼします。しかし、アゴを広げたり、前に出してバランスを整えるには、一生のうちで最も良い時期です。
■すべての歯が永久歯に生え変わった頃(13歳〜成人)
すべての歯が永久歯に生え変わってしまえば、この後はいつでも矯正治療を開始しすることが可能です。年齢が高くなるにつれて、歯の動きが悪くなるため、治療期間が長くなる傾向があります。
